官能小説-橘家の想定外の官能的な日常

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官能小説-橘家の想定外の官能的な日常-p5

2〜3日以内に返事をするとの久美との約束が、義男に重く圧し掛かっていた。
【久美は社長に間違いなく話している。2〜3日以内に返事をしなければ社長の信用を落としてしまう。とにかく久美に返事はしなければならない】
義男は迷いに迷った。だが、里香に相談できる話題では無かった。
【一度社長に会う事以外に方法は無いのか!社長がこの男との結婚はダメだ、と久美に言ってくれれば元の鞘に収まるんだ。一か八か、当って砕けるより他に方法は無い】
義男は決心して久美にメールを入れ、いつもの居酒屋で会った。

『義男さん、会う決心をしてくれました?』
『心配が付き纏うけど、一度会いましょう』
『本当!久美嬉しい・・・義男さんの都合の良い日はいつですか?』
『僕はいつでも良いよ・・・社長の都合に合わせるよ・・・』
『そう、それじゃ今電話する・・・・』
久美が居酒屋の外へ出て、スマホで電話をして帰ってきた。
『父が明日、日曜日の午後3時ごろはどうかと言ってるけど、義男さんの都合はいかがですか?』
『うん、いいよ。ところで、今、社長と直接話したの?』
『ううん、父に付き添ってる母と話したの・・・・』

義男は追い詰められた。とにかく度胸を決めて、会うしか無かった。

病院の受付の前で久美と3時10分前に会う約束をした。帰り道、久美は義男と手を組み、心を躍らせながら家路へついた。


翌日、久美と落ち合って、3時に社長を病室に訪ねた。
『君が染矢君か、今日はわざわざ来てもらってありがとう・・・』
『イエ、いつもお世話になっています。染矢です・・・・・お加減はいかがですか?』
『うん、大丈夫だ。今日来てもらった用件を先に話そう・・・・実は久美から、結婚したい相手が出来たから、是非結婚を許して欲しいと言うんだ。その相手が君なんだよ・・・・』
『私も久美さんから聞いて驚きました・・・・』
『私はね、久美の願う事は何でも聞き入れてやりたいんだ・・・可愛い娘だからね・・・久美に好きな相手が出来たんなら、添い遂げさせてやりたいと思うんだ・・・恋に破れる辛さは耐えられないからねぇ・・・
私はそんな耐え難い悲しみを久美には経験させたくないんでねぇ・・・それで、総務部長から君の事を聞いたんだが・・部長も君に太鼓判を押したんで、私も久美に許可する事にしたんだよ・・・・久美の気持ちを受け止めて貰えないかね、染矢君』
『身に余る光栄な話ですが、私のような者で良いのかと疑問になることもあります。自分が久美さんの連れ合いに相応しいかどうか今一度良く考えてご返事させていただきます』
『うん、そうしてくれたまえ・・・・それから、私にとって、染矢君が橘家に婿入りしてくれるのが一番望ましい事なんだがね・・久美は一人っ子だから、久美と一緒に橘家を継いでくれれば一番嬉しいんだがね・・・・・・・染矢君が婿入りはイヤなら仕方が無いんだがね・・・』
『ハイ、よく考えてご返事いたします』

そこへ、貴婦人然とした30過ぎの女性が入ってきた。
『久美、遅くなってごめん・・・・・こちらが染矢さん?』
美人女性が久美に聞いた。
『そうよママ。こちらが染矢さんよ・・・・・染矢さん、久美の母です・・・』

義男は驚いた。どう見ても30歳を少し超えたくらいの美人だ。久美が23歳だから、年齢が釣り合わない。


久美と義男は病室を出て、病院内にある喫茶店に入った。
『父が婿入りの話をするなんて驚いたわ・・・・父は久美には一度も婿入りの話なんかしなかったのに・・・・・ご免なさい、義男さん』
席に着くなり、久美が謝った。
『久美は一人っ子だから、社長の望んでいる事も分かるよ・・・』
『義男さんは気を悪くしてない?義男さんが気を悪くしたら久美は悲しい・・・』
『良いんだよ・・・・考えて返事しますと言ったんだから・・・・それから久美の母は美人で若いねぇ・・・驚いた』
『美人でしょう・・・久美の自慢の母・・・・産みの母ではないんだけどね・・・・』
久美の説明によると、久美の実の母は、久美が12歳の時に癌で死亡した事、その時、久美の家庭教師をしていた大学生の富田美津子が、父に懇願されて父の後妻になったとの事だった。
久美は付け加えて、今の母と久美は実の親子以上に相性が良く、何でも相談し合える、相思相愛の、とても仲の良い親子だとも説明した。
【それで久美とは姉妹のような若い母が誕生したんだ。義男は合点が行った・・・・・・が、それよりなにより、この結婚話にどう決着をつけるんだ・・・・難しい問題になったなあ・・・・・】

喫茶店を出ると、無口になった義男を気遣いながら、久美は義男の腕の後ろから手を入れ、腕を組んで歩いた。

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