官能小説-橘家の想定外の官能的な日常

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官能小説-橘家の想定外の官能的な日常-p13

義男と久美は静かな雰囲気の和食レストランで会っていた。
『義男さん、結婚式はいつにしますか・・・父も退院して来たし、容態もいいようだから、結婚式にも出席できるし・・・・』
『久美の希望は?』
『久美は義男さんに従う積りだけど・・・・』
『久美の両親の希望もあるよね・・・』
『うん、ママは久美の考え通りにしていいって、言ってくれてるけど、パパは早く結婚式を挙げて欲しいと言ってる・・・』
『久美の方の招待客は多いんだろうね?』
『ううん、義男さんの招待客とバランスが取れるようにして良いとパパも言ってくれてる・・・・』
『これからだから、結婚式は5〜6ヶ月後になるねぇ・・・・』
『うん、久美もそう思う、それじゃ来年の1月にしましょうか?』
『その方向で準備を急ぐようにしようか?』

義男と久美は来年の1月に結婚式を挙げる事で合意した。
食事が終わると久美が日比谷公園を散歩したいと行った。8月の公園はカップルで溢れていた。ベンチに座りキスをしているカップル、芝生の上で抱き合ってるカップルばかりで久美には刺戟が過ぎた。
『まあ、みんな平気なのねぇ・・・・人に見られるのに・・・義男さんは以前ここに来たことありますか?』
『いや、今日が初めて・・・・』
久美が義男に腕組みをし、頬を義男の肩に預けた。久美の芳しい匂いが義男の鼻腔を擽った。
義男が久美を引き寄せ、久美の唇を求めた。久美は立ったまま目を閉じ義男の求めに応じた。久美には始めてのキスだった。
久美の息が甘酸っぱい匂いに変わり、久美は興奮していた。義男が久美を抱きしめ、暫く唇を合わせ続けた。
が、義男はそれ以上の事は求めなかった。

『久美、久美の両親に結婚式の日取りを伝えようか・・・・』
『義男さんも行ってくださるの・・・・』
『その方が良いだろう・・二人で報告する方がいいだろう?』
『そうね、じゃぁ、今日、パパとママの了解を取り付けようか・・・・』

二人揃って久美の家に向った。

『ここが私達の住む家になるの・・・母家とは渡り廊下で繋げるの・・』
久美が新築中の工事現場を指差して言った。かなり広い家だった。
『こんなに大きな家をありがたいねぇ・・・夢のようだ・・・』
義男がサラリーマンを続ける限り、一等地にこんな大きな家を建てるのは不可能だった。義男には夢のような話だった。

父の勝一も母の美津子も、来年1月に結婚式を挙げる事を了解した。
父勝一が数枚の書類を持って来た。

『これは私の遺言書の下書きだ。私も今回の突然の病気で、私の命がいつ無くなるか心配になった。それで、お前達に遺す遺産の分配を遺言書に遺しておきたいんだ・・・みんなに公平にしたいんだが、ここにしたためた通りで了解して貰いたいんだ・・・・』
『そんなのイヤよ、遺言書だなんて・・・縁起の悪い話なんかしないでよパパ・・』
久美が口調を荒げて言った。美津子も同じように反対した。

『生きてるうちに書き残すのが遺言書だよ、縁起の悪い話なんかじゃないよ。お前達がいつまでも仲良くして行く為に大事な事なんだよ・・・・』

父勝一は遺言書の下書きのあらましは次のようなものだった。

1.現金6億円を妻美津子に相続させる。
2.現金1億円を娘の久美に相続させる。
3.現金1億円を婿の義男に相続させる。
4.宅地の半分を妻美津子に相続させる。
5.宅地の半分を娘久美に相続させる。
6.会社の株式は全て娘久美に相続させる。

この他に、義男と久美が結婚した時点で、義男を会社の副社長にする。そして、義男が35歳になったら、社長に昇格させる。自分は今すぐ社長を退き、今の副社長に義男が35歳になるまで、社長を任せる。もし義男への社長の移管にトラブルが生じた時は、会社の全株式の80%の所有者となる久美が株主総会で義男を社長に据える事。がメモ書きされていた。
勝一から、今の副社長には話し、了解を取り付けてあるとの報告もあった。

『一見すると不公平なように見えるが、株券から受取る久美の配当、義男が会社から受取る給料等々を考慮すると、こんなものになるんだが・・・了解してくれないかな・・・私はね、お前達が仲たがいするような火種だけは遺したくないんだ・・・・』

勝一が社長を辞めると言う話は、久美も美津子も初めて聞いた。驚きもしたが、不自由な体を引きずって仕事に向う勝一を可愛そうにも思っていた二人は反対しなかった。久美も美津子もこの事には言及しなかった。

『パパの財産なんだから、久美には不満はないよ・・・・』
『私は貰い過ぎのように思いますが・・・・・・』
美津子が畏まって言った。
『いや、そんな事ないよ、美津子には、久美の株券からの配当だとか、義男の給料のような収入になるものがないんだから・・・・』

母が大好きな久美は、母美津子が多くの遺産を相続する事に異存は無かった。久美は、たとえ父勝一が亡くなっても、母の美津子とは一生仲良く一緒に暮らしたいと願っていたので、美津子が多く相続する事を望んでいたし、何も問題ではなかった。。

『義男君も納得してくれるかね・・・・』
『私に異存がある訳がありません。身にあまる、望外の喜びです』

『美津子もいいね?』
『久美はどうなの・・・・』
美津子が久美を気遣って聞いた。
『ママが良ければ、久美には全然問題ないよ・・・』
『了解してくれたようだね、それではこれに基づいて、公正証書遺言書にして遺すようにするからね・・・・』

義男には降って湧いた驚くべき話だった。義男に不満など有る筈がなかった。

義男が帰る時、久美と美津子が玄関で義男を見送った。

『義男さん、私の久美は処女だからね、大事な久美を差し上げるんだから、久美を大事に幸せにしてよ』
『ママ、何を言い出すのよ・・・』
『ううん、ママから義男さんにお願いしておきたいの・・・・純粋無垢で、素直な久美を大事にして欲しいから・・・義男さんお願いよ・・・・久美が悲しむような事をしたら、私が許さないわよ・・・・』
『はい、分かっています。大事にします・・・』
義男は実の母親でない美津子が、心底から久美を愛している事が良く分かった。
実の母以上の愛情が久美に注がれているのを実感し、羨ましい親子関係だとも思った。

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